どうも、こんにちは。

さて、顎骨嚢胞摘出術を受けて半年が経過します。

術後の経過としては順調で患部は完全に完治したと思います。

が、ずっと術後直後より引きずっているものがあります。

それが、オトガイ神経麻痺ですね。

オトガイ神経麻痺とは？

下記図の③の神経がおとがいと呼ばれる神経です。

（引用：医療法人敬友会小机歯科医院 「下歯槽神経麻痺又はオトガイ神経麻痺および舌神経麻痺」https://www.kozukue-shika.jp/oral/mahi/ (サイト訪問 2021/11/22 )）

私の手術は、左下顎の骨の中に出来た嚢胞を奥歯の親知らずと一緒に取り除くものでした。

もちろん、下顎骨を削合し取り除くような手術でしたからこの①の下顎神経すれすれの

手術でもあり、想定されたようにこのおとがい神経に障害が出てしまっていました。

術後より、口腔内の左下全体的歯茎の麻痺、左顎の部分麻痺・痺れ、左下唇の麻痺・痺れなど出現し、

ご飯を食べるのにも苦労しました。

術後、2週間くらいで顎、唇の痺れたようなビリビリ感自体は軽減しましたが、

依然として左下唇の感覚の鋭敏さ、左下歯茎の麻痺間、左顎の麻痺間などは

ずっと残りました。

特に下の前歯から4本分の歯茎は刺激に対してかなり強く感じるようになり、

半年経過した今も同じです。具体的には、歯磨きをするときにブラシを歯茎に当てると、

ざわざわっとした鋭い刺激を感じてしまいます。

また、左顎の麻痺感のため、その内と外の肉の部分も麻痺っており、

大変話もしづいらいです。

ちょうど、顎に弱目の部分麻酔をずーっと打ちながら生活している感じです。

日常生活に大きな支障はないのですが、この違和感はストレスを感じてしまいますね。

N大の口腔外科医も半年で症状が固まるので、症状が残ってしまうかもという話。

このあたり、具体的な症状改善策など提案頂けるものと思っていましたが、

事の他何もないに等しかった。

毎回処方されたのは、「メコバラミン」というビタミンB12のみ。

術後一ヶ月では、自然治癒もあってビリビリ感は軽減したが、

歯茎のざわざわっとした鋭い刺激や、

左顎の麻痺感、その内と外の肉の部分も麻痺っている感など、

ほとんど改善しなかった。

唇の麻痺感を常に感じながら話するのもまったく慣れない。。。

半年たった今もそうです。

N大の口腔外科医も術後の神経治療のこととかは少しは勉強した方が良いだろうと思う。

あまりに無策ではないか。手術自体はうまくやっているのかもしれないが、

手術の実績聞くと麻痺障害出ている人はけっこういそうであったし。

もしかしたら、色々提案してくれる外科医は他の医療機関ではいるのかもしれないが。

いや、うまい外科医であれば麻痺すら出さないのかもしれないか。。

ただ、目的であった顎骨嚢胞は切除できたことは感謝はしている。

だけど、術後のケアがナンセンスだと思った。それが現実。。

今では、漢方を自分で探して飲んだりしています。

例えば、薬剤師に確認して、神経回復に効果があるという、

「牛車腎気丸」を試してみました。

しかし、一ヶ月試すも効果は出ず。。。

他の漢方も探してみようかな。

あと、鍼鍼灸はまだやっていない。

効果があるのかが良くわからないから・・・。

これもやってみないとわからない治療の一つとなるね。

神経回復の話は非常に奥が深くてよくわからない。

やっぱり、外科医の「慣れるしかない」と言っていたのがちょっと腹が立ってしまった。。

「慣れるしかない」なんてナンセンスだよね。

少しは患者の立場になって考えたらそんな事は言えないと思うけどな。

こういう後遺症を出さないためには、手術をしないこととなるが、

顎骨嚢胞を薬で消失させることができれば同じ苦しみを味わう人はいなくなる。

現代の医療ではまだ難しいのかもしれないが。

同じ手術をして後遺症なく完治した方がうらやましい限りです。

こればかりはなんともやりきれませんね。。

頑張って個人的な治療は継続する予定です。